遠い昔のバレンタインデー

今週のお題「バレンタインデー」

バレンタインデーになると、今では妻と娘と孫から半分は義理チョコをもらうだけ。心ときめかすというようなことはない。「多分もらえるだろうという」という期待はある。もしもらえなければ、かなり落胆するだろうが、これまでそんなことはなかった。

半世紀も前になる。「バレンタインデー」がまだあまり知られていなかったのではないだろうか、高校2年生の時である。学校の廊下で、風呂敷包みを「これ」と言って渡された。それだけの会話だが、もしかしたらバレンタインチョコ?という期待はあった。「なんやねん」と素気ない返事で受け取ると、彼女洋子ちゃんは何も言わずに恥ずかしそうな素振りでそのまま行ってしまった。辺りには人はいなかったと思う。隠すようにその包みを教室に持ち帰って急いでカバンの中に入れた。部活が終わっていつもは一緒に帰る友達に、「本屋に寄るから」と言い訳して一人で校門を出た。家までは待てず、田舎道の人通りがないのを確かめて、風呂敷を開いてみると、中には森永のハイクラウンチョコレートが5箱入っていた。あのときの気持ちを「甘酸っぱい」と言うのだろう。うれしかった。その子に私も大きな好意を寄せていたのだから。

今でもハイクラウンチョコレートはあるのだろうか。それにしても風呂敷に包んでというがなんとも時代であるし、田舎風だと思う。しかし甘酸っぱい思い出である。彼女は今どうしているのだろうか。初恋は成就しなかった。バレンタインデーが近づく度に思い出す。

2016/05/25 収入減に備える

少しでも安い所へと、引越し先を探していたが、やっと決まった。4LDKから2LDKに引越すのだから処分する物が多い。
5月14日からウォーキングを始めた。雨の日を除いて毎朝6時に家を出て、1時間程度近所の遊歩道を歩く。歩道には100メートル毎距離を刻んだタイルが嵌め込まれていて「2.0km」のタイルで折り返す。往復4キロ、約7,000歩である。100メートルを30秒以内で走ってみよう、できれば2そ0秒でと頑張っている。なかなか難しい。年金生活になれば、できるだけ医療費がかからないようにしたい。体を鍛えて健康を維持する。
年金がどんどん削られていくが、何とかならないものか。政府は老人の生活を何と考えているのだろう。団塊の世代は早く死ねと言わんばかりに年金の資金を政権延命のために湯水のごとく使い放題。

ブログを始めます

仕事を辞めました。体調を崩して休んでいたのですが、だいぶ回復してきても仕事を続ける気にはならず、辞めようと決めました。何もしないで家の中にいると「濡れ落ち葉」然として自分でも情けなくなるので、ブログを始めることにしました。少しずつでも前向きに生きようと、68歳まだ若い